佩刀百景(拵え編) 五

兄弟弟子のM四段の差し料は、矢板市住人加藤慎平が鍛えし2尺4寸の注文打ちの業物です。
刀匠・加藤慎平氏はこの作品に2年という歳月をかけました。
通常ですと一年で仕上げまで行くのですが、研ぎにかける寸前に刀匠は納得出来ないと言う事で、一からやり直しするとM四段に一年の延長を宣告!
2年という歳月をかけた刀身は、素人の私が見ても丁寧な仕上がりと、刀に対する一途で妥協を許さない姿勢が窺える素晴らしい佩刀でした。

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