長引くコロナでイベントが延期・中止が相変わらず続いております。
従ってブログに取り上げる記事も、お刀紹介に偏っておりますがご容赦を。
今回はO範士道場門下H瀬T三先生所有の差し料紹介です。
近々、お弟子さんのM四段に譲渡予定との事です。
銘・備前介藤原宗次
刃渡り・2尺5寸3分7厘
反り2,6㎝ 腰反り
鞘を払った重さ・996g
文久3年8月とあります。
159年前幕末動乱の「新々刀」ですね!!
確か京都守護職松平容保公御預り新撰組副長土方歳三の差し料も新新刀「和泉守兼定」
・・・・・・・・・・・・・取り乱しました!!
「幕末動乱」「新撰組」「尊皇攘夷」のワードが飛び交うと興奮致します!!
刀身の保存状態も良いですし、ただ樋無しで細身の割には重ねが厚く、
1.1㎏越えでしたので樋を彫ったそうです。
小生、拝借し振らしてもらいましたが、大変バランスの良い出来に仕上がったと感じました。
県内でも「古刀」「新刀」「新新刀」等を居合に使用する先生方が徐々に増えてきたように感じられます。
以前、範士が古刀は遠くからでも判断できると仰っておりましたが、
地金の輝きが「いぶし銀」とでも言うか深い味わいの輝きが現代刀との違いだそうです。
さしずめ小生の差し料は「ステンレス」の輝きとでも申しましょうか・・・・・
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