昨年からこの企画を温めておりましたが、遂に本日開催する運びと相成りました。
感無量であります!
県内の女性剣士お声をかけ続け、十二名の参加者を集める事にこぎつけました。
県内の居合人口は決して増えている状況とはいえません。
しかし、男性の中に混じって女性の健闘が目立ってきていることも事実だと思います。
我が部もこれまで十数人の女性入門者を育ててきましたが、残念ながら一級・初段の段階まで来ると
興味を失うのか・・・・退部の運びと相成ります。
私達の未熟な指導が興味を失う原因なのか・・・・何とかしなければと思っておりました。
現在我が部には三名の女性が稽古に励んでおります。
せめてこの人たちには居合の楽しさを伝えたいと思っておりました。
私達男性にはなかなか教えられない女性特有の着付けに始まり、
女性側からみた刀の運用、体さばきなど色々あると思います。
そこで、県内女性最高位のH七段とW七段に講師をお願いし、今回の運びと相成りました。
午前中の内容は、全剣連居合の稽古、特に参加者から希望があった技を選んで
質疑応答を交えながら熱心な講習を行いました。
お昼は大幅に二時間を費やし、食事をしながら講師の先生の経験談を中心に、
着付けの実技を交えて「女子会」を行いました。
(女子会に何人かいる男性は我が部スタッフ)
昼食後、二時間ほど午前中の続きの全剣連居合の講習が続きました。
感想として、技もさることながら神前の礼・刀礼に思いのほか時間を費やして頂き、
通常の講習会には無い、活発なそして自由な意見・質疑が飛び交い、
女性ならではの細かい気遣いの講習会でありました。
最後にH・W両先生には熱のこもった指導をして頂き、有難うございました。
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