刀工 加藤慎平 3

加藤氏が目標・理想としているのが名工・正宗。

そして正宗が完成させた相州伝の再現に、

今も研鑽を積んでおられます。

 

そんな刀工・加藤氏に私は自分の居合刀としての思いをぶつけました。

私にとって一番重要なのが「バランス」

重くもなく、かと言って軽くもなく、

手に腕にシックリ馴染むそんな刀を作ってほしいと・・・・・

私が望むのは鑑賞して楽しむ刀ではなく、遣う刀だと。

勿論、他にも事細かく要望をお伝えしました。

「そんな注文受けられるかっ!!」と怒鳴られる覚悟でした。

しかし、加藤氏は「あなたの要望に沿えるよう努力してみましょう」

と言って下さいました。

 

私の現在の差し料(赤松太郎)

刃渡り     2尺5寸8分

鞘を払った重さ 1.05Kg

反り      1.9㎝

 

依頼する差し料 (加藤慎平)

刃渡り     2尺4寸5分

鞘を払った重さ  約950g

反り       1.9~2㎝

形としての概要はこんなところです。

後はまめに工房を訪れ、密に詰めていくつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

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