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この度、我が町の乃木神社が鎮座百年の節目を迎え、
百年祭記念式典を4月13日に行なう事と相成りました。
「へ~そうなんだ」と思っていたところ、居合経験(三段)のある総代から
演武依頼のお話しがございました。
団体演武の一員だろうと思い、気軽にお受けしたところ・・・・・・
依頼してた方々が次々に辞退・・・・・・
気がついた時には私と相棒のM氏の二人・・・・・
やるっきゃないと居直り、約1ヶ月稽古に励みました。
問題は演武場所が本殿前の屋外中庭、床は石畳!!
板床に馴れた私達にとって未知の領域!
2回ほど宮司にお願いをし、中庭で稽古をさせて頂きました。
その際、履いていた足袋が擦れてボロボロになってしまいました。
座り技は到底無理、技の構成は立ち技5本と決めました。
日が近付くにつれ、私達のような未熟者で良いのだろうかと思いましたが、
今更引き下がれないので悩むのは止めました。
百年式年大祭当日、予報では曇りのち雨・・・・嫌な予感・・・
私、実は雨男、これまで人生の節目の時殆ど雨・・・・・・
案の定、私達の演武が始まるちょと前からシトシトと小雨が・・・・・
床は石畳、屋外でしかも雨、刀が、柄が、紋付が・・・・濡れる・・・・
「相棒行くぞぉ~~」って破れかぶれの心境でした。
我が部の女性達が応援に
演武を無事やり終えほっとしました。
拙い演武でしたが、この機会を与えて頂いたS総代を始め、
宮司、関係者の方々に厚く感謝を致します。
年度末ギリギリになりましたが、試斬会&稽古会を実施する事に相成りました。
通常ですと、先生をお呼びして他道場の方々との合同稽古会に相成る訳ではありますが、
今回は道場内にとどめ置きました。
来期は盛大なものを企画しております。
我が部員の雄姿
流石!!我が部部長ぉ~!!
私も負けずに逆袈裟ぁ~~!!
薩摩おごじょも負けてはおりません!!
普段は癒し系ではありますが、刀を持つと・・・・・・
おおォ~~諸手突きかぁ~~!!
女子恐し・・・・・
意外にも今年の新人君(中学生)筋が良い!!
新聞紙も木刀でスパッ!!
真剣で巻き藁もスパッ!!
物を斬る間合いの難しさが体験できた一日でした。
楽しい楽しいお食事タイム
午後は皆さんと居合の稽古で汗を流しました。
我が部単独での試斬会は初めてで、
先生をお呼びしなかった事が不安材料でありましたが、
一人の怪我もなく無事に終わったことに感謝!!
ここんとこ行事が立て込み、居合三昧であります!!
10月16・17・18は福岡で全日本、次の日曜25日は真岡で古流研究会
そして本日11月1日は合同稽古会と大忙しであります。
妻には「あらまぁ今日もお出かけですか・・・」と褒められ見送られました・・・
気を取り直して、事前に会場を押さえ、弁当飲み物の手配を済ました会場へ出陣!!
後は参加者待ち!
ところが、駐車場が満杯・・・・
この日は行事が重なり、剣道の審査会・野球の試合・弓道と駐車場がごった返しておりました。
なんとかそれもクリアーし、開会の運びと相成りました。
我が部の今年最後の行事もこうして敢行致しました。
今年は参加者19名と盛況でした。
主軸は我が師K七段にお願いし、審査を迎えた方々を対象に稽古を行いました。
全員で記念撮影
一人の怪我もなく無事に閉会の運びと相成りました。
参加者の方々には何か一つでも勉強になれば幸いであります。
今年もやって参りました、古流研究会!!
我が部からはM副代表と私、そしていつも熱心な皆勤賞男のK氏の三人の参加です。
今回は他県からの参加者が目立ち、ゼッケンを見ると福島・茨城・埼玉・山梨・東京
そしてフランス人とおぼしき女性の方もいらっしゃいました。
全剣連居合の講習会が多い中で、県内では唯一の古流に徹した研究会です。
内容は初伝と中伝の技の中から抜粋しての講習でした。
分かっていたつもりの初伝でも、範士の説明で勘違いしていた事や、
初めて分かった事が幾つもあり、新鮮な驚きの連続でした。
この会のもう一つの楽しみは同好の士との交流でしょう。
暫らくぶりの再会で話に花が咲きます。
私も駆けずり回って交流を深めました。
私の愛刀の鍔を作って下さった県南のO氏も参加なさっていて、
偶然にもO氏の差し料も私と同じ花菱の鍔でした。
左が我が愛刀で右がO氏の差し料
同じ花菱の鍔ながら、私の鍔は淵を鏡面仕上げのようにピカピカに加工してあり、
同じ鍔には見えません。