現在所持している木刀はいつの間にか4本になってました。 上から550gの鞘付木刀
其の下が常に身近に置いて使用している480gの赤樫木刀
其の下が我が佩刀と同寸の450gの細身の木刀
一番下が、たった160gしかない桐製の木刀で、あまりに軽いので諸手で振ると刃筋が通りづらい代物!! 刃筋を通す斬り下ろしの稽古には最適かも・・・・・・
自宅の工場(こうば)道場で虎一足を稽古中に事故は起きました。 そうです! 切っ先で床を思いっきり削ってしまったのです。 結果、切っ先が1ミリ程欠けてしまいました。 これで3回目であります。 早急に研ぎに出さなくては・・・・・・・・
平成11年購入時 ー 2尺5寸8分・9寸柄・鞘を払った状態で1,100g
現在は刀身を痛めることなく、ハバキの呑み込みの調整で2尺5寸5分と2尺5寸2分に調節可能になりました。 重さも再度の樋彫りにより60g減の1040gになりました。
上は8寸8分柄とハバキの呑み込みの深さで2尺5寸5分の刀身と同じ長さに 下は8寸3分柄とハバキの呑み込みをより深くしたことで2尺5寸2分の刀身と同じ長さに
(写真を拡大してハバキの呑み込みの処に注目)
私が常に目標にしている五段のO氏の差し料を紹介いたします。 柄は天正拵え、刀身は反りの深い錆び一つない古刀。 注目すべきはその鞘にあります。 津軽塗の職人が丹精込めた「ななこ塗り」の一品です。
ななこ塗りは研ぎ出し変わり塗りの技法の一種で、その特徴は模様をつける為に菜の花の種を蒔き付け、漆を塗っては研きをかけ、何度も何度も、その工程を繰り返すことにより、小さな輪紋の集まりが奥行きのある光沢の美しさを表しています。
私の県内ベスト3にランクインする佩刀です。
師からお聞きした話ですが、昔は「膝を踵の様に鍛えよ」と、膝当て無しで稽古に励んだそうです。 とてもとても、ひ弱な私では無理な話です。 今日もせっせと、おニューのサポーターを購入してまいりました。 今まで、幾つの膝当てを使ってきたことか・・・・・・・・・・・・ こんどのは使い勝手が良いことを祈ります!
諸先輩方にお聞きすると、バレー用・格闘技用・医療用のいずれかを使い勝手が良いように改造したり、薄地と厚地を重ねたりしてお使いになっているようです。 皆さん、一様に苦労なさっているようです。
上の画像はおニューサポーターです。 下の画像は今まで使用してきたサポーターの一部であります。
S七段の差し料は、私の居合人生18年間で最も美しいと感じた佩刀です。 まず、柄頭の美しさです。 通常、金属の材質と細工の巧妙さで真価を問われがちですが、この柄頭の材質は水牛の角、それを丹念に研磨し、まるで宝石のような輝きを放つまでに仕上げてあります。 つぎに、高名な作者による千段刻み拵えの鞘、まさに、凄みのある美しさとはこの事です。
兄弟弟子のM四段の差し料は、矢板市住人加藤慎平が鍛えし2尺4寸の注文打ちの業物です。 刀匠・加藤慎平氏はこの作品に2年という歳月をかけました。 通常ですと一年で仕上げまで行くのですが、研ぎにかける寸前に刀匠は納得出来ないと言う事で、一からやり直しするとM四段に一年の延長を宣告! 2年という歳月をかけた刀身は、素人の私が見ても丁寧な仕上がりと、刀に対する一途で妥協を許さない姿勢が窺える素晴らしい佩刀でした。
親しくさせて頂いているY六段の差し料は2尺5寸の樋無しの古刀。 細身で反りの深い刀身は、凄みのある美しさを感じます。
私が選ぶベスト3にランクインしているK七段の差し料 K先生自作の天正拵えの柄と、高名な鞘師作の印籠刻みの鞘 勿論、刀身もそれに見合う2尺4寸7分近いバランスのとれた業物・・・・・・・・・・・・・
いつかは私も・・・・・・・・・
明日は、23年度最後の居合道講習会です。 今夜のうちに忘れ物が無いよう準備をしておきます。
大田原地区剣道連盟居合道部 ■所在地: 栃木県大田原市 ■稽古日時&稽古場所: ●毎週水曜日、金曜日 19:00~21:30 三島スポーツセンター武道館 ●毎週日曜日 14:00-17:00 大田原市武道館