会員ブログ
なが~いコロナ渦でも火を絶やさずの精神で行われてきた「古流研究会」でしたが、
昨年、今年と規模を縮小し断行されました!!
O範士道場門下生とその関係者に絞り昨日行われました。
範士の古流を伝えたいと言う熱い思いが如実に表われた研究会でした。
参加者全員が一生懸命取り組んだ積りでしたが、
おそらく範士の熱意にはとても敵わなかったでしょう。
近年、こんなに太ももパンパン、膝ガクガクな思いがした講習会はありませんでした。
しかし、古流の奥の深さを探求することによって、
制定に生かせる事も識った意義のある研究会でした。
それともう一つの楽しみは、暫くお会い出来なかったり、
懐かしい同好の士達との楽しい交流でした。
小生が一番多く映っておりましたね。
目立ちたがり屋で済みません。
長く続くコロナ渦で、稽古場が複数ある事に感謝です。
我が部には二か所の稽古場があります。
水・金曜日PM7:00~21:30三島武道館
毎日曜日PM14:00~17:00大田原武道館
古参のM六段の「流刀」
もしも、公共施設が使えないときは我が自宅の稽古場を開放します。
長い不自由な期間を遣り繰りしながらも、
現在の実働会員は13名で内女性は4名です。
このブログをご覧になっている方!!
どうぞ一度見学に来てみませんか?
懇切丁寧に指導致します。
空身で見学においで下さい。
木刀・模擬刀・居合着各種取り揃えておりますので貸し出し致します。
入会金無料で月会費千円です。
気軽に見学に来て下さい。
久々の更新です。
我が愛刀「加藤慎平」が一年前くらいから鞘に収まりません!!
原因が分からず、細い棒状の物を差し込んで突いてみたり、
ヤスリを掛けてみたりしましたが変化無しでした。
あるときは強引に刀身を差し込んでみたら、中々刀を抜き出せず往生致しました。
結局、諦め稽古用としてそのまま使い続けました。
しかし、段々と酷くなりハバキが丸見え状態まで悪化しました。
講習会並び大会にはもう一つあるお気に入りで済ましてきました。
右側がお気に入りの鞘
やはり、何とかしたいと思い、困ったときの「濃州堂様」に相談しました。
帰ってきた答えは以外にも「直りますよ」の軽めのお言葉・・・・・
序でに鯉口周辺の修理もお願いし発送致しました。
上が透けて見えます。
本日、修理を終え無事帰宅致しました。
鯉口も。
鯉口を補修し続けたパテ等の切りくずが、鐺内部に貯まったのが原因でした。
今週の県講習会に間に合います。
濃州堂様、毎度有り難うございました!!
先が見えないコロナ渦での悶々とした中、出来うる事を実践し、
イケイケで部を引っ張って参りましたが・・・・・
小生もホトホト疲れました。
そんな中、開催された久々の講習会!!
喜び勇んで参加させて頂きました。
何せ今年初めての顔合わせです!!
まるで新年会&同窓会状態!
O範士指導の下、全剣連居合をS七段の実技で進められました。
小生は久々にお目にかかる師匠K高T麿先生に厳しく指導して頂きました。
我が部からは6名の参加です!!
久々に大勢の「同好の士」達と近況を伝え合うと、
悩みは一緒で「蔓防」の中で遣り繰りをしながら、
それぞれの活動を根気よく続けてきたとの事です。
「蔓防」が解除され、不透明ではありますが、
今年度をどう遣り繰りするか、長期の展望は無理ですが、
「臨機応変」「縦横無尽」「優柔不断」出たとこ勝負で今期を切り抜けます!!
その力を参加者全員から頂きました!!
頑張るぞぉ~!!
長引くコロナでイベントが延期・中止が相変わらず続いております。
従ってブログに取り上げる記事も、お刀紹介に偏っておりますがご容赦を。
今回はO範士道場門下H瀬T三先生所有の差し料紹介です。
近々、お弟子さんのM四段に譲渡予定との事です。
銘・備前介藤原宗次
刃渡り・2尺5寸3分7厘
反り2,6㎝ 腰反り
鞘を払った重さ・996g
文久3年8月とあります。
159年前幕末動乱の「新々刀」ですね!!
確か京都守護職松平容保公御預り新撰組副長土方歳三の差し料も新新刀「和泉守兼定」
・・・・・・・・・・・・・取り乱しました!!
「幕末動乱」「新撰組」「尊皇攘夷」のワードが飛び交うと興奮致します!!
刀身の保存状態も良いですし、ただ樋無しで細身の割には重ねが厚く、
1.1㎏越えでしたので樋を彫ったそうです。
小生、拝借し振らしてもらいましたが、大変バランスの良い出来に仕上がったと感じました。
県内でも「古刀」「新刀」「新新刀」等を居合に使用する先生方が徐々に増えてきたように感じられます。
以前、範士が古刀は遠くからでも判断できると仰っておりましたが、
地金の輝きが「いぶし銀」とでも言うか深い味わいの輝きが現代刀との違いだそうです。
さしずめ小生の差し料は「ステンレス」の輝きとでも申しましょうか・・・・・
長引くコロナ渦でブログの「ネタ」も切れてきました。
しかし、漸く「ネタ」が県南から訪れて参りました。
通称「Y工房」剣友Y教士七段の何度目かの差し料紹介です。
後代孫六
刃紋はご存知「三本杉」
およそ400年前の刀だと思われます。
刃渡り2尺4寸5分
反り8分5厘(2.8㎝)
鞘を払った重さ900g
拵えも凝っておりまして、拵えのテーマは「和釘」
鍔が和釘を模したデザインなので、目貫に本物の和釘を使っております。
自作ならではの発想とセンスが光ります!!
勿論、柄巻きもお手製です。
圧巻は鞘の塗りです!!
綺麗な家紋入り青角笛風に仕上げてあります!!
勿論、これも自作です!!
お見事!!!
改めて思いますが、刀の目利きがおできになり、
刀身は研いちゃうは、鍔は作っちゃう、
柄巻き・鞘の塗りまでこなしてしまう居合の先生方が,
県南には大勢見受けられます。
恐れ入りました!!